〈ノエル(NOEL)〉ワイドキッチンラック 北欧デザインのおしゃれ家具
今回はノエル(NOEL)のお洒落な北欧デザイン家具の組立てをご案内します。
ノエル家具の特徴は、優しい色合いと暖かさのある肌触り、それと流れるような木目の天然木オーク材を使用した北欧ユーズド家具をイメージさせるデザインのものが多い。
今回の家具も木目を生かしたデザインで、アンティーク感もただよう様なものとなっていて置くへやの雰囲気を落ち着かせてくれるでしょう。
目 次
1. 〈ノエル(NOEL)〉ワイドキッチンラック情報
レトロ感を感じさせるノエルの家具はデザイン性の良さとともに機能性も満足できるもので、観音扉を開けると大容量の収納が可能でスッキリとした台所になり、引き出しには小物を収納しスライド棚には炊飯ジャーやトースターなどをセットして快適に使うことができます。
1-1. 商品の特徴
- 大容量収納なのでキッチンまわりがより機能的に変わる
- 本物を感じさせるリアルな木目調デザイン
- 木のもつ質感を余すことなく再現しています
- スムーズに動かせる便利なスライド棚付き
- 約3cmの間隔で調整可能な可動式の棚板が便利
1-2.商品スペック
- 外形寸法:幅120cm 奥行42cm 高さ88.5cm
- 本体重量:47kg
- 材質:パーティクルボード・メラミン塗装
<梱包サイズ>
梱包1:幅127×44.5×11(cm)29.5kg
梱包2:幅87.5×43×10.5(cm)19kg
2. ワイドキッチンラック 組立て作業開始
では、組立て作業を開始します。組立てスペースとしては最低でも3畳分ほどは確保したいところです。当たり前ですが、狭ければそれだけ作業効率が悪く組立てに要する時間と労力は増えていってしまいますので。
2-1. ワイドキッチンラック1式の段ボール箱
この商品はダンボール箱2個で届きます。箱の重さは大きい方で29.5kg、小さい方でも19kgあるので女性の方が1人で移動させるのは難しいかもしれません。ただ、重たいのは板厚も厚くてしっかりとした家具に仕上がることが予想されるのでちからをあわせて頑張りましょう。
全てのパーツを箱から取り出して並べてみると下の画像の様な感じとなり、それなりのスペースが必要なことが分かります。スペースが確保できず狭い場合にはさらにパーツを重ねて置けば良いのですが、下の方にあるパーツが必要な場合に上にあるパーツを右へ左へと移動させる作業が必要となり、これが結構大変な作業になってくる。
2-2. <ノエル>ワイドキッチンの組立て
それでは組立て作業を開始していきます。
まずは組立説明書をザッとでもよいので最後まで組立て手順を確認して、基本的には組立説明書に沿って組み立てていきましょう。
まずは側板に引き出し用のガイドレールをネジ止めする事から始めます。このガイドレールは同じ様に見えて左右が勝手違いになっているので左右反対のパーツを取り付けない様に注意が必要。
反対に取り付けて後から気が付くと付け替えに一苦労となるので、説明書をよく確認しなければならないポイントになります。
板材を組合わせてネジで固定します。毎回お伝えするのですが、ネジは最後のひと締めが肝心でこれを怠って微妙にグラグラ状態だと家具の寿命は短くなってしまいますのでご注意を。
通常のネジ止めではなくカムロック方式で組み立てる部分も多くあるため、まずカムロックネジをねじ込む必要があります。
組合わせてカムロックで固定していきます。今回の様にカムロックネジと木ダボが複数本立っていると、すべてを穴位置に合わせていれなければならないので慣れない人には多少難しい作業かもしれませんが難易度の高い作業ではありません。
ようやくキッチンワゴンの形が見えてきました。組立て時には横倒しにしたり逆さまにしたりする必要が必ずでてきます。組み立てていくと重量も次第に重たくなってくるため作業は2人以上で行う様にしましょう。
底板にキャスター取り付けなければなりません。1個のキャスターに4個のネジを使用するのでキャスターは全部で5個という事は、ここだけで20本のネジを締めなければならない。組立て業者は毎日の事なので電動工具を使用する場合が多いですが、一般の方は頻繁に組み立てる事はないと思うので電動工具はあれば便利ですが費用がかかる事もあり、気合を入れて手締めで良いでしょう。
本体を逆さまにして底板をネジ6本で固定し、底面は出来上がりです。
再び180°ひっくり返して通常の向きして、次は天板の取付け作業に入ります。
天板を取り付けてようやく枠組みが完成した状態が上の画像となります。
あとは引き出し扉の組立てと取り付けです。このあたりまで作業が進むと木材パーツの数も減ってきて作業もやりやすく、先が見えてきた状態になりました。
引き出し前面はカムロック方式による取り付けになっている。
扉には蝶番を取り付けておく。
各扉を取り付けて、引き出しをセットすれば完成。
木目デザインで温か味がありアンティークは雰囲気も出ていて、この手の家具を好む人は多いのではないかと思います。
扉の蝶番もしっかりした物が用意されていますので頻繁な開け閉めがある場合でも簡単に故障する事はないでしょう。
3. 注意事項
- 引き出し用ガイドレールの左右付け間違いに注意
- 組立てスペースは設置場所を含まず最低でも畳2畳ほどは必要かと思います
- 届く箱は大きい方で重さ29.5kgなので女性1人では移動が難しい
4. 組立て難易度の情報
難易度的には高いものではなく、組立てに自信のある方であれがそれほど難しいものではないと思います。
ただ、扉がついている家具のほとんどがそうですが、最初に扉を取り付けた時には平行がでておらず特に観音扉の場合は合わせ目がズレているのがほとんどです。これは取付け初期には仕方がない事で蝶番部分に調整機構がついているので、そこで微調整して平行を出していく必要があります。
①組立て時間:当店スタッフで1.5時間
②難 易 度:5 (10段階)
③必要な工具:手回しドライバー(できれば電動)
④そ の 他:扉の蝶番調整が必要
5. まとめ
前項でも説明しましたが、扉のゆがみを蝶番部分で微調整する必要があり、これが出来ていないと見た目で歪んで見えますのできっちりと調整したいものですし、これが出来ていないといつまでたっても気になってしまうので、納得がいくまで調整を行ってみましょう。
それぞれのパーツの板厚も厚く重みもあるので、確実に組み立てれば長持ちする良い商品になると思います。